ENVIRONMENTALLY

水質環境への取り組み

皮革製造工程では大量の水を使用するため、環境への高い取り組みが不可欠です。
堀内貿易の協力工場では厳格な工程管理はもちろん高度な排水処理施設を導入することで水質環境対策を徹底しています。

生態系保全への取り組み

堀内貿易ではワシントン条約(CITES)を遵守した公正な取引に基づく皮革のみをご提供しています。
また、近年では商用クロコダイル皮革のほとんどが養殖によるものですが、堀内貿易はIUCN(国際自然保護連合)傘下CSG(Crocodile Specialist Group)やパプアニューギニア政府への寄付を通じて野生種の保全活動に貢献しています。

環境負荷が少ない皮革の
研究開発

クロコダイル皮革の鞣製はクロム鞣剤(金属)と植物タンニンを使用する混合鞣しが主流です。
クロム鞣剤には毒性のない塩基性の三価クロムが使用されその安全性は広く認められていますが、特殊な環境下(焼却時の燃焼(※)や強力な酸化剤による酸化など)で有害な六価クロムが発生する可能性を完全には排除できない点について懸念する声があるのも事実です。
クロム鞣しは革に耐久性、柔軟性・弾力性などを与える素晴らしい技術ですが、クロム不使用でも同様の高品質な仕上りをお届けできるよう、堀内貿易ではより安心で環境負荷が少ない皮革の研究開発に取り組んでおります。

※ただし焼却技術の向上により現在はほとんどの自治体が革製品を可燃ごみに分類しています